前回の記事では、「穴場」の優待銘柄を探す視点や、優待投資の楽しさについてお伝えしましたね。

今回は【実践編】です!
実際に私の保有しているポートフォリオの一部を紹介します

前回の内容を踏まえた上で、「じゃあ具体的にどれを買えばいいの?」という声にお応えし、高利回りでおすすめの株主優待銘柄を4つ厳選しました。

前回の記事で優待の選び方はわかったけど、結局どの銘柄がおすすめなの?
高利回りで鉄板銘柄を知りたい!
そんな投資家の皆さん、こんにちは!
前回の記事では、自分だけの「穴場」を見つける楽しさをお伝えしましたが、今回はさらに一歩踏み込んで具体的な銘柄をご紹介します。
投資の醍醐味は、やはり配当金と優待品の両方を受け取る「総合利回り」の高さにあります。
今回は、数ある銘柄の中から、特に高利回りでおすすめの株主優待銘柄として、実際に私が保有している4つの銘柄をピックアップしました。
生活に潤いを与えるカタログギフトから、家計を助ける実用的な商品まで、持っているだけで嬉しくなる銘柄ばかりです。
この記事を読めば、あなたのポートフォリオに加えるべき「次の一手」が見つかるに違いありません。さっそく見ていきましょう!
まずはこの4銘柄をチェックして高利回りの恩恵を実感しましょう
総合利回りと使い勝手の良さが鍵です
前回お話ししたように、優待投資で大切なのは「自分にとって価値があるか」という点でしたね。今回ご紹介する4銘柄は、その基準をクリアしつつ、配当利回りと優待利回りを合わせた「総合利回り」が非常に魅力的な水準にある企業です。
具体的に名前を挙げると、TOKAIホールディングス、エスリード、ひろぎんホールディングス、そして理研ビタミンの4社です。
これらは単に利回りが高いだけでなく、企業の財務基盤もしっかりしており、優待の内容も「もらって困るもの」がありません。投資初心者の方が最初に持つ銘柄としても、中級者の方が分散投資先として選ぶ銘柄としても、非常に優秀なパフォーマンスを期待できます。
「まずはここから始めてみる」というスタンスで、これらの銘柄をチェックリストに入れることを強くおすすめします。
なぜこの4銘柄が今おすすめなのか
安定した事業と還元のバランスが絶妙だからです
なぜ、あえてこの4銘柄を選んだのか。その理由は、「生活密着型ビジネス」であり、なおかつ「株主還元への意識が高い」からです。
高利回りの銘柄の中には、業績が悪化して株価が下がった結果、見かけ上の利回りが高くなっているだけの「罠銘柄」も存在します。しかし、今回選んだ銘柄は違います。
- インフラ・食品・住まい・金融という、人が生きていく上で欠かせない事業を行っている。
- 利益をしっかりと出し、それを配当や優待という形で株主に還元する姿勢が明確である。
この2点が揃っているため、長期的に安心して保有できるのです。株価の変動に一喜一憂するのではなく、「持っているだけで毎年これだけのメリットがある」という心の余裕を持てるのが、これらの銘柄の最大の魅力と言えるでしょう。
高利回りで満足度抜群のおすすめ優待銘柄4選
それでは、いよいよ各銘柄の具体的な魅力と優待内容について、詳しく解説していきます。
どれも個性が光る素晴らしい銘柄ですよ。
3167 TOKAIホールディングス
まずは、エネルギーや通信事業を手掛けるTOKAIホールディングスです。
優待投資家の間では「キング・オブ・優待」の一つとして数えられるほどの人気銘柄です。
- どんな会社?静岡県を地盤に、LPガスや宅配水、CATV、格安SIM(LIBMO)などを展開する生活インフラ企業です。
- 優待の内容3月と9月の年2回、複数のコースから好きなものを選べます。
- 飲料水コース:富士の天然水(500ml×12本など)。お水を買う手間とコストが省けます。
- QUOカードコース:500円分(使い勝手抜群)。
- LIBMO(格安スマホ)割引コース:月額利用料から割引。これを活用すると総合利回りが跳ね上がります。
- おすすめポイント配当利回りだけでも3%前後と高水準ですが、自分に合った優待を選ぶことで、生活費の削減効果が非常に高くなります。年2回届く楽しみがあるのも嬉しいですね。








8877 エスリード
次は、近畿圏でマンション供給を行うエスリードです。不動産関連株ならではの高配当が魅力です。
- どんな会社?「エスリード」ブランドのマンション企画・販売を行っています。森トラストグループに属しており、経営基盤もしっかりしています。
- 優待の内容3月権利確定で、3,000円相当のカタログギフトがもらえます。
- 特に旬の食材やフルーツなどが充実しており、主婦層からも絶大な支持を得ています。
- おすすめポイント不動産株は景気の影響を受けやすい側面もありますが、エスリードは高配当を維持しており、総合利回りは常に上位クラスです。「カタログギフトを選ぶ時間が至福のひととき」というファンが多い銘柄です。






7337 ひろぎんホールディングス
続いては、地域金融機関の雄、ひろぎんホールディングスです。
銀行株の安定感と、地元愛あふれる優待が特徴です。
- どんな会社?広島銀行を中核とする金融グループです。地域経済を支える重要な役割を担っています。
- 優待の内容3月権利確定で、保有株数に応じた優待がもらえます。
- 100株保有の場合、以前はカタログギフトでしたが、現在はQUOカードや定期預金の金利優遇、広島東洋カープの観戦チケット抽選権などが用意されています。(※優待内容は変更されることもあるので、最新情報をチェックしましょう。以前の豪華カタログギフトは株数条件などが変更されていますが、依然として地元産品へのこだわりは健在です)
- おすすめポイント銀行株はPBR(株価純資産倍率)が低く割安に放置されがちですが、配当利回りが高いのが特徴です。ひろぎんは配当利回りだけでも3%後半〜4%近くを狙えることがあり、「高配当株」としての実力が非常に高いです。





4526 理研ビタミン
最後は、食卓の名脇役を作り続ける理研ビタミンです。
- どんな会社?「ノンオイル青じそドレッシング」や「ふえるわかめちゃん」など、誰もが知っているヒット商品を数多く持つ食品メーカーです。
- 優待の内容3月と9月の年2回、自社製品の詰め合わせがもらえます。(※保有期間や株数による条件がある場合がありますので確認が必要です)
- ドレッシング、スープの素、乾燥わかめなど、毎日の料理に使える実用品ばかりです。
- おすすめポイント食品メーカーの優待は「自分で買わなくても済む」という点で、家計防衛に直結します。業績もディフェンシブ(不況に強い)であり、安定した配当と自社製品優待の組み合わせは、長期保有に最適です。




賢い投資家は総合利回りで生活を豊かにします
迷ったらまずは100株から始めてみましょう
今回ご紹介した、TOKAIホールディングス、エスリード、ひろぎんホールディングス、理研ビタミンの4銘柄は、いずれも「高利回り」と「安心感」を兼ね備えた素晴らしい銘柄です。
前回の記事で「穴場」を探す楽しさを知ったあなたなら、これらの銘柄がいかに堅実で、かつ魅力的であるかがお分かりいただけると思います。
- 水やスマホ代を節約したいなら → TOKAIホールディングス
- 季節の美味しいグルメを楽しみたいなら → エスリード
- 銀行の高配当と地元特産品を楽しみたいなら → ひろぎんホールディングス
- 毎日の食卓を助けてほしいなら → 理研ビタミン
このように、自分のライフスタイルに合わせて選んでみてください。

優待投資の第一歩は、まず「1単元(100株)」を持ってみることです。実際に優待品が届いた時の喜びは、数字上の利益だけでは味わえない特別な体験ですよ。
ぜひ今回の記事を参考に、あなたにぴったりの銘柄で、お得で豊かな優待ライフをスタートさせてくださいね!
まとめ
今回は、前回の「穴場探し」に続く実践編として、具体的に狙いたい高利回りのおすすめ優待銘柄をご紹介しました。
| 銘柄名 | コード | 特徴・メリット |
| TOKAIホールディングス | 3167 | 水・スマホ割引など選択肢が豊富。生活費削減の強い味方。 |
| エスリード | 8877 | 3,000円相当のカタログギフト。高配当で総合利回りが優秀。 |
| ひろぎんホールディングス | 7337 | 安定した銀行株配当。地元特産品やカープ関連の楽しみも。 |
| 理研ビタミン | 4526 | 実用的な自社製品詰め合わせ。食卓の必需品が届く喜び。 |
これらの銘柄を証券会社のアプリで「お気に入り登録」して、今の株価がいくらかチェックしてみましょう。もし「ちょっと高いな」と思ったら、少し下がるのを待つのも賢い戦略ですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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