私が株の買付注文をする時はほとんどが指値です。
指値って〇〇円で欲しいって注文方法だよね?
そうです。
自分が決めた値段で取引をする注文方法ですね。
随分前だけどちょこっと変なことが起こったから覚書です。
後から注文した分から約定する事がある
SBI証券で2015年11月2日に注文した取引より
マネックス証券で2015年11月5日に注文した取引が先に成立しました。
ヤマナカを買った時に起こった出来事なので、2015年の11月ごろだったはずです。
当時、698円で指値(SBI証券)をして買えたら良いやくらいで指値注文を数日間だしていました。
なにかの用事で母と電話をしたさい、「ヤマナカは70,000円くらいでお米がもらえる株主優待があるよ~」
今指値で出している事を伝えると、私も同じ値段で指しておこうって!!
母は行動が早いので電話の最中に注文(マネックス証券)をだしていたと記憶しています。
翌日、早速買えたわ~って連絡が!!
私はその時まだ未約定orz
なんで後から注文した方から約定したの?
株式取引には「時間優先の原則」がある
「時間優先の原則」とは、証券取引所で売買注文を処理するためのルールで、同一値段の注文は、時間的に先に発注されたものから順番に売買を成立されます。
「価格優先の原則」もあるので、指値注文より成行注文が優先されます。
寄付前の注文
寄付前の注文(前場、後場の始値が決定するまで)はすべて同時に受けた注文とみなされ、寄付前の同値段の注文は個人の注文ごとではなく、証券会社単位に売買が成立します。
寄付前の同値段の注文が他の証券会社であった場合、該当するすべての証券会社の注文は、「取引所のルール」にしたがい配分されます。その時の注文状況によって順位は異なります。
取引所ルールではその値段に注文を発注している証券会社ごとに注文を合計し、注文数量の多い証券会社から少ない証券会社の順番で、1売買単位づつ配分することとなります。(注文数量が同数の証券会社が複数あった場合には、注文発注時刻の早い証券会社から順に配分するようになっています)
したがって、寄付前の同値段の注文が全て約定するまで取引所内で「時間優先の原則」は適用されません。
結局、同じ日に約定したけど変な気分です。
ちなみに2015年11月6日の出来高は200株のみです~
私と母だけ(・∀・)
マネックス証券のほうが先に注文をだしたのね(>ω<)
要約
- 指値注文より成行注文が優先される
- 時間的に先に発注したものから順番に売買が成立する
- 寄付前の注文はすべて同時に受けた注文とみなされる
- 寄付前の同値段の注文は個人単位ではなく、証券会社単位に売買が成立する
注文数量の多い証券会社から少ない証券会社の順番で、1売買単位ずつ配分する
結局は注文が多い証券会社から順番に1売買づつの順番なので日にちが変われば約定の順番が変ってもおかしくないのね!
そんなルールがあったなんて知らなかったです。
知らなくても良いけど、なんだか思い出したからもう一度調べてみた。
なんで思い出したの?
指値中のプレナスがちっとも刺さらないの(´;ω;`)
指値で売買は成立しているけど順番が回って来ない(´・ω・`)
まとめ
今回のお話は知っていても、あまり役に立つ場面はないですが、そんな事もあるのだな~くらいに思って頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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